南フランスの中世ロマネスク聖堂
ロゼール県・中部
このページでは聖堂の画像のみ並べてありますが、
それぞれの聖堂(教会)についての詳しい説明は、以下のリンクを参照して下さい。
48.4.1~48.4.15
中川久嗣「南フランス・ロゼール県中部の中世ロマネスク聖堂(1)」東海大学紀要・文学部、第105号、2016年9月
48.5.1~48.6.6.b
中川久嗣「南フランス・ロゼール県中部の中世ロマネスク聖堂(2)」東海大学紀要・文学部、第106号、2017年3月
48.6.7~48.6.13
中川久嗣「南フランス・ロゼール県中部の中世ロマネスク聖堂(3)」東海大学紀要・文学部、第107号、2017年5月
48.6.14~48.6.20
中川久嗣「南フランス・ロゼール県中部の中世ロマネスク聖堂(4)」東海大学紀要・文学部、第108号、2018年3月
第107号および108号は、リポジトリでも閲覧・ダウンロード可能です。
(東海大学図書館→「リポジトリ一覧」→「紀要論文」を選択→「東海大学紀要・文学部」を選択→「第107号」→当該論文→「本文を読む」)
※なおこれら原稿では「Peyre」の日本語表記が「ペイル」となっています。
現在の標準フランス語では「ペル」となります。間をのばして「ペール」という発音もよく聞きます。
しかしながら、かつてオクシタン語の伝統もあって、ラングドック、特にこのロゼールでは、地元の人は普通に「ペイル」と発音しています。
なのでこの原稿では、あえて標準フランス語に合わせることなく、さしあたってそのまま「ペイル」としています。
例)ペイル男爵領(barronie de Peyre)
サン=レジェ=ドゥ=ペイル(Saint-Léger-de-Peyre)
司教アルドゥベール1世・ドゥ・ペイル(Aldebert Ier de Peyre)
※また« baron »あるいは« barronie »日本語訳も、特に中世のものに関しては決まった訳語がないのでなかなか難しく、
そのまま「バロン」「バロニー」とすべきかも知れませんが、とりあえず「男爵」「男爵領」としてあります。
※▲印は私有地内その他の理由から直接訪問調査できなかったもの。
※写真画像は、基本的にはほぼすべて中川が撮影したものです。ただし一部そうでないものについては、出典を記載してあります。
48.4 Villefort ならびに Le Bleymard 周辺 |
48.4.1 ラ・バスティード=ピュイローラン/ピュイローランのサン=ローラン教会(Église Saint-Laurent de Puylaurent, La Bastide-Puylaurent) | |||
48.4.2a プレヴァンシェール/サン=ピエール教会(Église Saint-Pierre, Prévenchères) | |||
48.4.2b プレヴァンシェール/ラ・ガルド=ゲランのサン=ミシェル教会 (Église Saint-Michel de la Garde-Guérin, Prévenchères) | |||
48.4.3a ピエ=ドゥ=ボルヌ/レ・ボーム礼拝堂(Chapelle des Beaumes, Pied-de-Borne) | |||
48.4.3b ピエ=ドゥ=ボルヌ/サン=ジャン=シャゾルヌのサン=ジャン教会 (Église Saint-Jean de Saint-Jean-Chazorne, Pied-de-Borne) | |||
48.4.3c ピエ=ドゥ=ボルヌ/プランシャンのサント=マリー=マドレーヌ礼拝堂(Chapelle Sainte-Marie-Madeleine de Planchamp, Pied-de-Borne) | |||
48.4.4 ヴィルフォール/サン=ジャン礼拝堂(Chapelle Saint-Jean, Villefort) | |||
48.4.5a サン=タンドレ=キャプセーズ/サン=タンドレ教会(Église Saint-André, Saint-André-Capcéze) | |||
48.4.5b サン=タンドレ=キャプセーズ/ヴィェルヴィックのノートル=ダム=ドゥ=コンソラシオン礼拝堂 (Chapelle Notre-Dame-de-Consolation de Vielvic, Saint-André-Capcéze) |
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48.4.6 アルティエ/サン=プリヴァ教会(Église Saint-Privat, Altier) | |||
48.4.7 サン=フレザル=ダルビュージュ/サン=フレザル教会(Église Saint-Frézal, Saint-Frézal-d'Albuges) | |||
Michel Verrot, Églises rurales & Décors peints en Lozère. La Régordane, 1994, p.93. ↑ |
48.4.8 シャスラデス/サン=ブレーズ教会(Église Saint-Blaise, Chasseradès) | |||
48.4.9 キュビエール/サン=テティエンヌ教会(Église Saint-Étienne, Cubières) | |||
48.4.10 キュビエレット/ノートル=ダム教会(Église Notre-Dame de Cubièrette) | |||
48.4.11 ル・ブレイマール/サン=ジャン=デュ=ブレイマール教会(Église Saint-Jean-du-Bleymard, Le Bleymard) | |||
48.4.12a サン=ジュリアン=デュ=トゥルネル/サン=ジュリアン教会(Église Saint-Julien, Saint-Julien-du-Tournel) | |||
48.4.12b シャトー・デュ・トゥルネル/城塞礼拝堂(Chapelle castrale, Châteu du Tournel, Saint-Julien-du-Tournel) | |||
↑ 城塞礼拝堂 | ↑ 北側の壁(内部)に残るアーチ | ↑ 後陣と北壁(外観) |
48.4.13 アラン/サン=ピエール教会(Église Saint-Pierre, Allenc) | |||
48.4.14 シャドゥネ/サン=プリヴァ教会(Église Saint-Privat, Chadenet) シャドネ | |||
現地案内板より |
48.4.15 サン=テレーヌ教会(Église de Sainte-Hélène) | |||
48.5. マンド周辺 |
48.5.1a マンド/ノートル=ダム=エ=サン=プリヴァ大聖堂(Cathédrale Notre-Dame-et-Saint-Privat, Mende) | |||
教皇ウルバン(ウルバヌス)5世 ↑ | ↑ La Non Pareille(鐘の舌) | ||
聖プリヴァのクリプト(入口) | 聖プリヴァのクリプト | 聖プリヴァのクリプト | 聖プリヴァのクリプト |
旧アンジラン門跡 | かつてのシャステル門の遺構 ↑ | エルミタージュから見たマンド大聖堂 |
48.5.1b マンド/聖プリヴァのエルミタージュ( Ermitage Saint-Privat, Mende) | |||
48.5.2 プルーズ/ラ・ルヴィエールの聖母被昇天教会(Église Notre-Dame de l'Assomption de La Rouvière, Pelouse) | |||
48.5.3 ラヌエジョル/古代ローマ時代の霊廟(Mausolée romain, Lanuéjols) | |||
48.5.3a ラヌエジョル/サン=ピエール教会(Église Saint-Pierre, Lanuéjols) | |||
48.5.3b ラヌエジョル/サン=ジュニエス礼拝堂(chapelle Saint-Geniès, Lanuéjols) | |||
48.5.4 サン=ボジル教会(Église de Saint-Bauzile) | |||
48.5.5 バルシエージュ/サン=マルタン教会(Église Saint-Martin, Balsièges) | |||
48.6. マルヴジョル(Marvejols)周辺からシラク(Chirac)、ル・モナスティエ(Le Monastier)をへてラ・カヌルグ(La Canourgue)周辺まで |
48.6.1 サン=レジェ=ドゥ=ペイル(ペル)/サント=リュシー教会(Église Sainte-Lucie, Saint-Léger-de-Peyre) | |||
48.6.2a モンロダ/サン=ジャン=バティスト教会(Église Saint-Jean-Baptiste, Montrodat) | |||
48.6.2b モンロダ/ブルドワールのサン=ジャン=レバンゲリスト礼拝堂(Chapelle Saint-Jean l'Evangéliste de Bouldoire, Montrodat) | |||
48.6.3 マルヴジョル/コルドゥリエ修道院付属聖堂(Église des Cordeliers, 17s, Marvejols)17世紀の遺構 | |||
シャネル門(Porte de Chanelles) | シャネル門(Porte de Chanelles) |
48.6.4 ガブリアス/ノートル=ダム教会(Église Notre-Dame de Gabrias) | |||
48.6.5 グレーズ/サン=フレザル教会(Église Saint-Frézal, Grèzes) | |||
Château de Grèzes |
48.6.6a パレール教会(Église de Palhers) | |||
48.6.6b パレール/ブリュジェのサン=ジェルヴェ教会(Église Saint-Gervais de Brugers, Palhers) | |||
48.6.7 バルジャック/サン=プリヴァ教会(Église Saint-Privat, Barjac) | |||
48.6.8 キュルチュール/サン=ピエール=エ=サン=ポール教会(Église Saint-Pierre-et-Saint-Paul, Cultures) | |||
48.6.9 エスクラネード/サン=ティポリット教会(Église Saint-Hippolyte, Esclanèdes) | |||
48.6.10a シャナック/サン=ジャン=バティスト教会(Église Saint-Jean-Baptiste, Chanac) | |||
48.6.10b シャナック/ル・ヴィラールのサン=プリヴァ教会(Église Saint-Privat, Le Villard, Chanac) | |||
48.6.11 レ・サレール/ノートル=ダム=ドゥ=ボン=スクール教会(Église Notre-Dame-de-Bon-Secours, Les Salelles) | |||
48.6.12a ブール=シュル=コラーニュ/ル・モナスティエのサン=ソヴール=ドゥ=シラク修道院付属教会 (Église prieurale du Monastère Saint-Sauveur-de-Chirac, Le Monastier, Bourg-sur-Colagne) 旧 Le Monastier-Pin-Moriès |
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48.6.12b ブール=シュル=コラーニュ/シラクのサン=ローマン教会(Église Saint-Romain de Chirac, Bourg-sur-Colagne) | |||
48.6.12c ブール=シュル=コラーニュ/サン=ジャン礼拝堂(Chapelle Saint-Jean de Chirac, Bourg-sur-Colagne) | |||
48.6.12d ブール=シュル=コラーニュ/パンのサン=マルタン教会(Église Saint-Martin de Pin, Bourg-sur-Colagne)旧 Le Monastier-Pin-Moriès | |||
48.6.13 サン=ボネ=ドゥ=シラク/旧サント=テクル教会 ( Ancienne Église Sainte-Thècle, Saint-Bonnet-de-Chirac)privée | |||
Brochure de la Fondation du Patrimoine en Languedoc-Roussillon |
48.6.14 レ・サルス/サン=プリヴァ教会(Église Saint-Privat, Les Salces) | |||
48.6.15 レ・ゼルモー/サント=マリー・マドレーヌ教会(Église Sainte-Marie Madeleine, Les Hermaux) | |||
48.6.16 サン=ピエール=ドゥ=ノガレ/サン=ピエール教会(Église Saint-Pierre, Saint-Pierre-de-Nogaret) | |||
48.6.17a バナサック=カニヤック/バナサックのサン=メダール教会(Église Saint-Médard de Banassac, Banassac-Canilhac) | |||
48.6.17b バナサック=カニヤック/カニヤックのサン=ヴァンサン教会(Église Saint-Vincent de Canilhac, Banassac-Canilhac) | |||
48.6.18 サン=サテュルナン/タルタロンヌのサン=サテュルナン教会(Église Saint-Saturnin-de-Tartaronne, Saint-Saturnin) | |||
↑ Château de Tartaronne | ↑ Casimir de Freissinetの墓 |
48.6.19a ラ・カヌルグ/モンジェジューのノートル=ダム教会(Église Notre-Dame de Montjézieu, La Canourgue) | |||
↑ Château de Montjézieu |
48.6.19b ラ・カヌルグ/サン=マルタン・コレジアル教会(Collégiale Saint-Martin, La Canourgue) | |||
48.6.19c ラ・カヌルグ/サン=フレザル礼拝堂(Chapelle Saint-Frèzal, La Canourgue) | |||
48.6.19d ラ・カヌルグ/ラ・カペルのサン=マルタン教会(Église Saint-Martin de La Capelle, La Canourgue ) | |||
48.6.20 ラヴァル=デュ=タルヌ/サント=マリー教会(Église Sainte-Marie , Laval-du-Tarn) | |||
↑ ラヴァル=デュ=タルヌにあるラ・カーズ城(Château de la Caze)。15世紀建設のルネサンス様式の城。 かつてタルタロンヌの城[48.6.18]の扉口を飾っていたリンテルとセナレ家の紋章(↑)は、今はここに移されている。 |
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↑ ラヴァル=デュ=タルヌにある16世紀のグランラック城(Château de Grandlac, privé)。 まるでロマネスク教会のモディヨン彫刻のような人間の彫刻が建物の隅の頭頂部の円形張り出しにはめ込まれているのが見える。 |